福島県月舘町「三和織物」の綿縮(めんちぢみ)

「刺子織り」で有名な月舘町に工房を持つ織職人、大峽健市さん。
(刺子織りについてはこちらからどうぞ→http://igeta3.com/?p=9372)
今回40年ぶりに織ったという「綿縮」の上衣と生地が届きました。
 
綿縮は緯(よこ)糸に強い撚り(より)をかけた糸を用い、生地を織り上げた後に
さらに熱を加えることで全体に「しぼ」を出しています。
↓こちらが緯糸。分かりにくいかもしれませんが、チリチリとしています。

この強く撚った糸が元に戻ろうとする力を使って「しぼ」を出す訳ですが、
糸を撚る方向、強さによって、生地がヨレたり詰まったりし過ぎないよう、
織り方に工夫が必要になります。
この上質な綿縮を織る技術に「やっと自分が追いついた」と大峽さんはおっしゃいます。

生地に凹凸があるため、肌にはりつかずさらっとします。
これでシンプルなパンツやスカート、座布団カバーなどを作ったら
涼しくて最高だろうなぁと思います。
昔は夏の浴衣や肌着として馴染み深かった綿縮も、
今や国内の織元はわずかになってしまった、と聞きました。
 
この上衣は、大峽さんの師匠である染色家の柳悦孝さんが愛用していたという、
中国の農民の衣服から着想を得たデザイン。男女兼用、粋な縞模様がかっこいいです。
綿縮ならではの軽やかなシャリ感が楽しめる夏の家着です。
大峽さんは、その織物にあった糸、糸を染める染料を選び、
風合いよく仕上げるための技術の工夫を重ねています。
とても専門的なので、お話を伺っても私が理解できるのはほんのわずか。
まだまだ勉強が必要です、、、

↑大峽さんがお店を訪ねてくださった時の貴重な1枚です。

関連記事

  1. 上品で華やか!パーティーエプロン
  2. よいもの、お値下げしました①
  3. 新入荷!Co’s‐コズ‐
  4. よいもの、お値下げしました④

最新ブログ記事

アーカイブ

PAGE TOP